今回は、実際に私が保有するサイトを例にしてトラフィックSEOという考え方について解説してまいります。
トラフィックSEOとは?
トラフィックSEOとは、
という考え方です。
詳しく言うと
「ユーザーがGoogle検索を行った際のキーワードごとに検索意図があり、その検索意図(悩み・疑問など)を解決できる内容が書かれているからこそ、サイトにトラフィック(アクセス)がある、つまりユーザーに求められているサイトである。」
ということ。
例えば、「SEO対策 答え」でGoogle検索すると以下のような検索結果が表示されます。
2018/08/28現在、当サイトの記事が1位にあります。
一般的に、ユーザーは1~3位までのサイトを順にクリックして内容を比較すると言われています。
【検索する】ということは、何かを調べたい、知りたい、という欲求があるわけなので、それを解決できるサイトこそが1位として表示されるべきなのです。
これこそがGoogleの目指す真のアルゴリズムですね。
そして、1~3位までのサイトを見て回ったユーザーが、必ずしも1位のサイトに満足するわけではありません。
ひょっとすると3位のサイトのほうに、より良い内容が書かれているかもしれません。
そうした時、以下のような行動をとります。
- 1~2位のサイトはすぐに離脱する(直帰率が上がる)
- 3位のサイトをじっくりと見る(滞在時間のアップ)
- SNSで3位のサイトを拡散する(更なるトラフィック増加)
上記の行動をとるユーザーが増えてくれば、Googleはそのデータを蓄積し、以下のような判断を行います。
- 1~2位のサイトは、すぐにユーザーが離脱してる(品質が低いのだろう)
- 1~2位のサイトよりも3位のサイトのほうが長く見られてる(良い記事なんだな)
- 3位のサイトは1~2位よりも多くトラフィックがある(SNSも含めて)
この見解をもとに検索順位の入れ替えが行われ、3位だったサイトが1位になるという仕組みです。
これがトラフィックSEOによる効果です。
先に紹介した画像でも、当サイトの記事は「SEO対策 答え」で少し前までは3位に居ました。
しかし、内容を改めて加筆修正を加え、記事の品質をあげていき、トラフィックが増えてきたことによって1位となったのです。
まぁ、そもそもこのキーワードで対策してるサイトが少なかったのも勝因の一つですが…。
実際にどのくらい効果があるのか
それでは、トラフィックSEOでどのくらいの効果が見込めるのか、これについて私が保有するサイトを例にしてご紹介いたします。
これまで、セッション数「約100」だったサイトですが
8月11日に「950」のセッションを叩き出しました。
某キーワードで上位表示されているページがあり、そのキーワードに関する情報がテレビで放送されたため、この日だけ一気にトラフィックが増えたのです。
そして、この日を皮切りに、徐々にセッションが落ち着いてくるものの、今までの倍となる「約200」を平均セッションとして維持できるようになっています。
これは明らかにトラフィックSEOの効果と言えるでしょう。
SNSでの拡散は数件ほどでしたので、単純にオーガニック検索からのトラフィックSEOだけでこの効果です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
何もしないでもラッキーパンチのようにトラフィックが増えたとしても、記事の内容が良ければその後のトラフィックにも影響するということです。
トラフィックSEOを考える上で参考になれば幸いです。